音楽

夏はアフリカ音楽

炭酸水を飲みながらアフリカの親指ピアノ音楽を聴きます。 ポリリズムと涼しげな音色が心地よい。 例に挙げたのは中央アフリカのグバヤ地方のサンザ音楽。Central Africaアーティスト: Various Artists出版社/メーカー: Ocora France発売日: 1995/07/18メデ…

『ブッシュ・オブ・ゴースツ』を聴く

夏はエキゾチックな音楽が聴きたくなります。 ブライアン・イーノとデビッド・バーンの共作で1981年に出たアルバム『ブッシュ・オブ・ゴースツ』を炭酸水を飲みながら聴いています。 アフリカのリズムとサウンドコラージュを取り入れ、当時エスノファンクな…

ArturiaのソフトシンセModular V2によるシーケンスフレーズ

ArturiaのソフトシンセModular V2のシーケンサー機能をいじっているうちに、1970年代のシンセ音楽のシーケンシャルフレーズのようなものができたので貼ってみます。音もすべてModular V2で作っています。 Modular V2は、1960年代のMoogのモジュラーシンセMoo…

チャーリー・パーカーを聴く

チャーリー・パーカーはジャズの歴史上の偉人ですが、1940代が全盛期だったので録音が古いこともあって敬遠していました。 でも、ちゃんと聴いてみるとなかなか良くて、音が古いことも気にならなくなりました。パーカーはコード細分化だとか代理コードだとか…

夏はエキゾティックサウンド

夏はこういうエキゾティックサウンドを聴くのもいいですね。 この分野の大御所レス・バクスターの「ジャングル・フラワー」と「クワイエット・ビレッジ」。色彩感あるオーケストレーション。

夏はラテン音楽 ビギン

今から27年前、1988年のワールドミュージックが盛んだったころ現れた、カリブ海の仏領マルティニークのカリというミュージシャンのラシーヌというアルバム。マルティニークの伝統音楽ビギンをバンジョーで奏でるなんとも爽やかで軽やかな音楽でした。今聴く…

夏はラテン音楽

夏はラテン音楽を聴くのが良いですね。炭酸水を飲みながら聴いています。 今回の例もまたエディ・パルミエリです。曲は「Azucar」、英語だと「Sugar」というタイトルですが、甘い感じの曲ではなく、スリリングでかなりテンションが高いです。長い間奏のピア…

夏はラテン音楽とアフリカ音楽

夏はラテン音楽を聴くのが良いですね。ビールはもう飲まないことにしたので炭酸水を飲みながら聴いています。 例に挙げた一曲目は、エディ・パルミエリの「マンボ・コンガ」という曲で1965年の『モザンビーケ』というアルバムに入っています。モザンビーケと…

夏はラテン音楽

夏はラテン音楽を聴くのが良いですね。 ビールを飲むのはもう止めたので、炭酸水を飲みながら聴いています。 例に挙げた曲は「カチータ」。プエルトリコの有名な作曲家、ラファエル・エルナンデスの作品です。いわゆるルンバです。この例の演奏はエディ・パ…

またビールを飲む

飲酒はもうやめようと思っているのにまたビールを飲んでしまいました。 ビールを飲みながらラテン音楽を聴いたりしていると気分が良いのです。 今回はアルセニオ・ロドリゲスを聴きました。非常に濃厚な黒っぽいキューバ音楽です。Alma De Cuba-Complete Rec…

久しぶりにビールを飲んだ ビールを飲みながら音楽を聴く

今年は正月にちょっと飲んでそれ以降は飲酒をずっと控えていましたけど、暑くなってきたから何となくビールを飲んでみました。 ビールの銘柄としてはキリンのクラシックラガーが一番好きなような気がします。 ビールを飲む時のBGMは夏にふさわしい、リー・ペ…

ディアンジェロの新譜を聴いた

ディアンジェロが昨年末に出した14年ぶりの新譜『Black Messiah』を聴きました。 前作『Voodoo』が緩くメロディもはっきりしないモヤモヤとした音楽だったのに対し、今回はもう少しアグレッシブな作りになっています。『Voodoo』はモヤモヤした音像が聞き込…

離人症

10月7日から感じはじめた離人症的な症状は今日もある。 音が遠く感じるようになったのを利用して、スティーブ・ライヒのミニマル音楽などをかけていると、音がどこか異世界から聞えてくるような感じが強まって幻想的な気分になる。でもそうすると現実感喪失…

ジャコ・パストリアスはTB-303を使っていたのか?

ジャコ・パストリアスの1981年の名盤『ワード・オブ・マウス』の冒頭曲「クライシス」にTB-303が使われていると、TB-303についてのWikipediaの記述にあるのだが、TB-303が発売されたのが1982年なので時期的に合わない。 この曲のベースはジャコが得意とする…

初音ミクV3 その4

初音ミクV3で作った歌を久しぶりに貼ります。曲の断片のようなものですが、無機質なテクノのイメージです。歌はそのまま打ち込んだだけで表情とかは付けていません。 (約38秒) ・歌詞 信じられない 信じたくない ここにいるけど どこにもいない 世界が終わ…

騒音みたいなロックが聴きたくなる その2

前のコントーションズの記事でポップグループについて言及したのでそれについてもう少し書く。 ポップグループも1970年代の末に現れたポストパンクのバンドで、イギリス西部の港湾都市ブリストル出身、当時メンバーは皆10代後半だった。1979年に衝撃的なアル…

騒音みたいなロックが聴きたくなる

鬱状態なって、最近何となく騒音みたいなロックが聴きたい気分になっている。 騒音みたいといってもヘビーメタルとかではなく、ノイズ音楽ほど壊れてもいずに一応楽曲の体をなしているものがいい、ということで、1980年前後のアメリカのノーウェーブといわれ…

オーガスタス・パブロの名盤

レゲエ/ダブのキーボード奏者・プロデューサーのオーガスタス・パブロのファーストアルバム『This is Augustus Pablo』は、私の大好きな名盤です。 特にこのアルバムの最初の曲、「Dub Organizer」は何とも言えぬ不思議なメロディーを持った名曲です。オー…

リー・ペリーのアルバムベスト1+5

だいぶ前にダブは リー・ペリーよりもキング・タビーの方が好きかもと書きましたが、聴き込むにつれやはりリー・ペリーも素晴らしいということで、個人的リー・ペリーのアルバム、ベスト1+5を挙げてみます。1+5とは何かといえば、リー・ペリーはやはり『スー…

短調が物悲しいのはなぜか

スティーブン・ピンカー『心の仕組み』は話題が豊富で教えられることも多く非常に興味深い本ですが、その下巻に音楽を扱ったトピックがあり、短調というか短調の元になる短三度の和音を心はなぜ物悲しいと感じるのかについて、一つの見解が述べてありました。…

Cycling 74 M

Mという音楽ソフトがある。初期のMac用のソフトだったが、その後もMacOSの進化に合わせたバージョンが出て、最新版(2.7.3)はIntel版のMacOSXでも動く。(http://cycling74.com/products/m/) (MacOSX10.9でも動くが起動のたびごとにシリアルナンバーを入…

初音ミクV3 その3

初音ミクV3でまた試作してみました。 詞を作るのが大変ですね。 (約35秒)・歌詞 知らない街 歩いてみる こんなにも心揺れている 真っ青な空の白い月を どこかで見てる一人の人

初音ミクV3 その2

前回の記事にも載せましたが、初音ミクV3でまた試作してみました。 次の歌詞で曲の断片のようなものです。(約35秒) 昨日買った上着をどこに来て行こうか 誰からもきっと呼ばれない私 いつもちょっと楽しく だけどもっと寂しく それが普通で悲しくないけど

初音ミクV3を試す

このたび初音ミクV3を導入しました。 初音ミクの他、DAWソフトのStudio Oneの機能限定版が付属しているセットですが、DAWはすでに手持ちの使い慣れたAbleton Liveがあるのでこちらを使うことにします。ホストアプリケーションからプラグインとして初音ミクを…

久しぶりにCDを買った

久しぶりにCDを買いました。 ソニー・ロリンズの『Saxophone Colossus』です。50年代のジャズの傑作ですが、このCDはオリジナルアルバムそのままのCD化ではなく、2枚組になっていて1枚に『Saxophone Colossus』が収録、もう1枚には『Newk's Time』と『Tenor …

10数年前CDショップで

10年以上前のことだが、新宿のある大きなCDショップでCDを探して、見つからないので店員に聞いた。そうしたら、その店員は、それでしたらここにあると思いますが、ああ、今在庫が切れてるようですね、ですが○○(同じ新宿の別の大規模CD店)に置いてあるのは…

太鼓と猫のセッション

面白い動画が紹介されていました。 おじさんがダルブッカというアラブ系の太鼓を叩くと猫が「ウニャア」と合いの手を入れ、息の合った演奏を聞かせます。 この猫さん、ちょっと盛りがついてるっぽい声ですね。 太鼓が光っているのは中にライトが入っているの…

アトム・ハート『アシッド~変革のサウンド1988-2003~』というCDの音圧がすごい

この『アシッド~変革のサウンド1988-2003~』というCDは、アシッドハウスの歴史を俯瞰したコンピレーション盤に見せかけて、実は一人で作ったフェイク盤です。 アトム・ハートによる2004年の作品です。 このCDはとにかく音圧がすごい。特に1曲目などは、TR-80…

Pファンクのマザーシップの元ネタが分った

ロナルド・H・フリッツェ(著)/尾澤和幸(訳)『捏造される歴史』(原書房、2012年)という本を読んだ。この第五章「天地創造説の中の人種差別と疑似歴史 II」にあった、20世紀前半に興ったアメリカの黒人中心主義の新興宗教「ネーション・オブ・イスラム…

ビル・エバンスの風貌の変化

ジャズピアニスト、ビル・エバンスについて。 音楽じたいのことではなく、1950年代と1970年代では別人のように風貌が違って見える、という話。1959年のこの有名なアルバムのジャケットでの風貌は、短くした髪をかっちり撫で付け、背広にきちっとネクタイを締…