ディアンジェロの新譜を聴いた

ディアンジェロが昨年末に出した14年ぶりの新譜『Black Messiah』を聴きました。
前作『Voodoo』が緩くメロディもはっきりしないモヤモヤとした音楽だったのに対し、今回はもう少しアグレッシブな作りになっています。『Voodoo』はモヤモヤした音像が聞き込むうちに中毒になるスルメのような音楽でしたが、今回のは最初から引き込まれるようなところがあります。全体に漂うどす黒さは変わっていません。ちょっと全盛期のプリンスやPファンクに通じるような感触もあります。まだ3回程度聴いただけですので、もっと聞き込めば色々分って来るでしょう。

BLACK MESSIAH

BLACK MESSIAH


(追記)
2015年の前半はこのアルバムをよく聴いていましたが、ディアンジェロはやはり前作の『Voodoo』の方がいいかなということに落ち着きました。このアルバムは分りやすいですが、妖しさでは前作の方が勝っているように思います。