自動車依存社会の終焉を目指して— スポーツカーは不要

このテーマの補足的な感想として。
スポーツカーなんて種類の車は必要ない。モータースポーツの意義は否定しないが、それはレース場(サーキット)でレーシングカーで行えばよいことであり、公道を走る車にそんな性能は要らない。スポーツカーは事故に結びつくだけである。

フェラーリがスリップ…後続車同士、次々衝突か


 4日午前10時15分頃、山口県下関市中国自動車道上り線・小月インターチェンジ付近で、外国製の高級スポーツカーなど14台が絡む事故があった。

 10人が病院に運ばれたが、いずれも打撲などの軽傷という。

 山口県警高速隊などによると、14台のうち8台がフェラーリ、1台はランボルギーニ、3台はベンツ。残る2台はトヨタ車だった。このうちベンツ1台は、対向車線を走行中で、飛んできた壊れた部品などが当たったという。

 県警は追い越し車線を走行していた福岡県の男性(60)が運転するフェラーリがスリップして中央分離帯のガードレールに衝突し、この車を避けようとした後続車同士が次々に衝突したとみている。現場は緩やかな上り坂の左カーブで、当時、雨で路面がぬれていた。




事故で大破したスポーツカー(4日正午、中国道小月IC─下関JCT間)

(2011年12月4日22時38分 読売新聞)

高級スポーツ車が次々…24台絡む衝突事故 中国道

2011年12月4日19時39分

 4日午前10時15分ごろ、山口県下関市小月町の中国自動車道上り線小月インターチェンジ付近で、高級スポーツカーなど14台が絡む衝突事故があった。10人が病院に搬送されたが、いずれも打撲などの軽傷だった。

 県警高速隊によると、追い越し車線を走行していた福岡県筑紫野市の自営業男性(60)のフェラーリがスリップして中央分離帯に衝突。後続車両が追突したり、前方の車をよけようとしてスリップするなどして約400メートルにわたって事故が続いた。14台のうち1台は下り線を走行中で、事故の衝撃で飛んで来た車の部品が当たった。

 また14台のうち、12台が外車で、8台がフェラーリ、1台がランボルギーニ、3台がベンツだった。車の愛好者らのグループが、九州から広島方面に向かっていたという。事故車両も含め、約20台の外車が現場付近を走っていたという。

 現場は緩いカーブで、路面はぬれていたという。事故の影響で上り線の小月インターチェンジ―下関ジャンクション間で6時間以上にわたって通行止めとなった。



24台が絡んだ多重衝突事故で大破した高級車=4日午後、山口県下関市小月町の中国自動車道


朝日新聞