都市伝説に関するメモ および子供の行動原理

・陰気・怖い・後味の悪いネタが多く笑える話は殆どない
・実在のまたは創作上の事件・出来事などの換骨奪胎
・古くからの怪談の類の再生・変型
・フィクション作品に対する裏読み・珍解釈
・現実の事がらに対する裏読み・珍解釈及び陰謀論
・米国系大衆向け大企業のネタは定番
・豆知識(いわゆるトリビア)的なもの
・身近に信じられている常識を否定するネタ
・女子供(若者)向けのネタが多く、男性の勤労者の仕事生活に即したものは殆どない


自分が都市伝説っぽいものに接した原体験は、幼い頃の「こっくりさん」「口裂け女」です。しかし、それらは設定があまりにも漫画チックで、漫画の世界において読めば怖いのかもしれませんが、現実の世界で語られて怖い怖いと言われても、リアリティ・実感がなく、怖いという感情も湧きさえしませんでした。むしろ白けていました。自分はある意味、相当に醒めた子供だったのかもしれません。こっくりさんに呪われたとか、口裂け女に追っかけられたとか、真剣に怖がってキャアキャア言いでも楽しそうだった他の子たちの方が幸せだったのでしょうね。
でも、子供の世界ってそんなもので、ノリが気分や行動を支配してて、ノリを作り出すノリの中心にいる子たちは真剣でも、その中心から離れていくほど、ノリ遅れないため、何となく調子を合わせていただけだった。こういう構図はあると思うんです。大人の世界にだってあるでしょう。

このメモ続く。