九段下ビルの前を通ったら西側部分に解体工事の足場がかけられていました。 ギャラリーが一軒、中を開放していたので覗いてきました。三階の右端部分です。暗い階段を登ると 奥の部屋に 砂が敷かれて玉子型のオブジェが飾られていました。 裏のベランダにも…

かつて、新橋駅西口広場の北に、廃ビルが長いこと建っていて広告塔として使われていました。 堤第二ビルといったようで、現在も近くに建っている 堤第一ビルと関係があったのでしょう。窓などのデザインからみてもかなり古いビルだったことが分ります。 この…

だいぶ前に撮ったこの写真、高いビルの前に小屋のようなコーヒー店が建っているのですが、場所を忘れて不明です。東京のどこかだと思います。 ここはどこなのでしょう。 （追記） ぼくの近代建築コレクションの流一様のご教示により、この場所は東京都中央区…

新橋駅西口、新橋二丁目交差点の南西の角に建つカーブした壁面と目立つ塔屋をもつ堀商店ビルは、この場所のランドマーク的な建物として現存しています。 昭和7年（1932年）建築の4階建てビルです。堀商店は老舗の鍵屋さんです。この画像は15年ぐらい前に撮っ…

新宿歌舞伎町の北東の端、新宿七丁目交差点から少し西に入った所に、古びて良い味わいを醸し出している三階建てビルがありました。 増築を重ねているようですが原形は昭和20年代ごろの建物でしょうか。 小林平三商店という会社でここは氷卸部となっています…

新宿の、明治通りと大久保通りが交わる大久保二丁目交差点の南東の角（地下鉄東京メトロ東新宿駅の入口のあたり）に年季の入った果物屋の建物が建っています。三階にはゲーム店も入っていたようです。 西から見ると、 北から見ると、 南から見ると、増築を重…

新宿七丁目交差点の北西の角に建つ菅原ビル。 あまり奥行きのない5階建てビルです。（正面に見えている部分よりも奥があるのかもしれません） もとは菅原板金工作所のビルだったようですが現在は雑居ビルとして使われています。 壁面の紺色のタイルの感じか…

東京医科大学図書館。 地下鉄丸ノ内線西新宿駅近くにある、そっけない箱のような建物ですが、昭和7年（1932年）建築の4階建ての古いビルです。（かどうかはもう少し確認が必要かも） 今は高層ビルに囲まれていますが、昭和7年ごろこのあたりはビルが建ち並ん…

中央線に乗ると、武蔵境と東小金井の間、北側線路沿いに大規模な電気施設が見えるのがずっと気になっていたので、このたび見に行ってみました。 JR東日本の武蔵境変電所です。 かなり古くからのおそらく戦前からの施設らしいです。 武骨でマッシブな一番大き…

築地1丁目にあったこの3階建てビルは、昭和11年（1936年）建築の一九堂印刷所です。 現存せず、今ここは一九堂ビルという9階建てビルが建っています。 中央区築地1-9-5。 この画像は昭和末期に撮影した写真です。

新宿駅南口の階段を下りたところのすぐ前にある、食堂長野屋の5階建てビル。これも新宿駅のまわりに時代に取り残されたように建っている小さなビルの一つです。 以前このお店でカキフライ定食を食べました。 このお店は創業100年に近いのですが、この自店ビ…

北新宿百人町交差点の南東の角に立つ久川ビル。 簡素な感じの7階建て雑居ビルで、オフィス情報を調べても竣工年は分かりませんが、これも高度成長期のビルと思われます。昭和38年の航空写真にはこのビルらしき建物が写っています。 新宿区西新宿7-6-6。

北新宿百人町交差点の北東の角にぽつんと建つ、青タイル貼りの高度成長時代頃の小さく奥行きもない薄い3階建てビル。 あまり手入れがされていないように見え、すでに使われていない廃ビルかもしれません。 入口に「日本花卉新聞社」の表札がかかっています。…

こちらのブログ ↓ Clocks & Clouds 新宿小島屋乳業製菓 に味わい深い建物が紹介されて非常に興味をそそられたので場所も新宿駅から遠くないし先日見に行ってみました。 西新宿の小滝橋通りを新宿駅方面から北上し職安通りとの北新宿百人町交差点から少し西に…

神田須田町1丁目にあった桑原羅紗店のちんまりした建物。 3階建てビルあるいはビル風看板建築です。 大正末〜昭和初期ごろの建物だと思われますが詳細不明。 かなり古びていますが、ちょこちょこと飾りがついていたり、縦長窓の桟の細かさに味わいがあります…

神田須田町1丁目の線路から一本奥に入った道に、ビル風の3階建て看板建築の須田町医院が建っていました。 左隣の建物が撤去されて側面が見えています。 現存していません。現在ここは駐車場になっています。 千代田区神田須田町1-20。 神田須田町1丁目の地下…

神田須田町の路地にある山本歯科医院は昭和4年（1929年）の建築で、今も現役の歯科医院として使われています。 三階建て看板建築または小規模ビルのようです。 この画像は1990年代に撮影した写真ですが、古びた外壁は現在きれいに塗り直されています。 千代…

神田須田町の路地に建つかつて村木商店と言われていたこの建物はビルではなく木造の看板建築かもしれませんが、昭和初期頃の建築で、当時の著名な建築家の岡田信一郎が設計したという説があります。看板建築にしては妙に重厚さがあります。 （アクトデザイン…

神田須田町、靖国通りの中央通りとの交差点近くの角地に建つ鷹岡ビル。 昭和10年築の端正な感じのすらっとした5階建てビルです。 千代田区神田須田町1-3。 画像は1990年代に撮影したものなので隣のビルの色など周囲の様子が現在と少し異なっています。 （追…

神田神保町の裏道にあった、民家？。看板建築の一種でしょうが重厚な雰囲気があります。1階の窓の脇には捻じった付け柱がついています。 政弘印刷という会社が使用していたようです。 現存していません、 これも神田神保町の裏道にあった、のっぺりした壁が…

神田神保町の裏通り（千代田区神田神保町1‐39）にあった、有精堂ビル。昭和4年の建築です。 3階建ての小振りなビルで縦長窓を囲む5連アーチが洒落ていました。 有精堂は出版社で、他に山崎法律事務所の看板がかかっています。 上の有精堂ビルの東隣のブロッ…

国分寺市光町（国立駅北口）にある鉄道総合技術研究所の電波塔です。建物の上に乗っています。 この建物は研究所そのものではなく、関連施設の鉄道情報システム中央システムセンターのビルです。 その側の国分寺市ひかりプラザ（公民館兼市の出張所などの施…

大久保駅西口を出てすぐのところ大久保通り線路脇にある、鋭角的で薄べったく見える小さな雑居ビル。 第2橋本ビルといいます。 古いビルといっても1970年代以降のビルだと思いますが、テナントの入り方に新宿大久保という土地柄にふさわしい猥雑感が出て味わ…

新宿の大ガードのすぐ西側、交差点の角地にひっそりと建つ小さな4階建てのシンプルな川安ビル。 1階の川安金物店の所有するビルのようです。昭和30年代頃の建築だと思われます。 新宿区西新宿7-1-2。 二枚目の画像はリバーサルフィルムで撮影したもの。

京都大学法経本館。 昭和8年（1933年）の建築で、垂直線基調の角張ったデザインに、ゴシック風、表現派風、アールデコ風がミックスされている様子です。 二枚目の画像は側面入口部分。

神保町の裏通りのさくら通りにある相互無尽ビル。昭和4年（1929年）建築の細長い4階建てビルです。 現在は神保町ビル別館というようです。 千代田区神田神保町2-19-3。 二階に財団法人日本タイ協会が入っています。このビルのすぐ近くにはタイ料理店「メナム…

日本橋の証券街にあった小振りだけど味わいのあるビルをいくつか。 いずれも昭和末期に撮影した写真にHDR化を施しています。 中央区日本橋茅場町1-2の細い路地にあった赤木屋証券ビル。 昭和3年の建築で、この時点では赤木屋証券が入居していました。 捻じっ…

銀座の昭和通りのビルの谷間（中央区銀座4-12）に四階建ての小さな銀座鳥羽洋行ビルがひっそりと建っています。 昭和7年（1932年）ごろの建築ですが詳細不明。鳥羽洋行がこのビルに本社を置いて設立されたのが昭和24年とのことで、それ以前は別の事務所ビル…

先日とりあげた華僑ビルの近くにあった、岩間陶器店ビル。 昭和初期ごろの建築です。画像は1990年代の撮影ですがだいぶ古びた様子でした。すでに使われていないようでもありました。 このビルは現存していませんが、岩間陶器店は現在もここに新しいビルを建…

特に古くはないし、1970年代あるいは1980年代以降のビルかもしれませんが、新宿歌舞伎町の入口に建っているピックペックビルという居酒屋が多数入居しているビル。 これは2年ぐらい前にフィルムカメラのチェックのために撮ってみた写真です。 Nikon FE でリ…