形容詞の活用を語幹+接辞としてとらえなおす試み

以前書いた動詞の活用を語幹+接辞としてとらえなおす試みにならって、今度は形容詞の活用を語幹+接辞としてとらえなおす試みをやってみようと思う。
形容詞の活用パターンはク活用とシク活用の二種類しかない。実質的には一種類である。しかし解釈が難しい。
形容詞の場合、文語で見た方が分りやすいだろうから、下のようにして考えてみる。

語幹 接辞 接辞が表す意味 語幹 接辞 接辞が表す意味 いわゆる活用形
例. 赤し(ク活用 例.美し(シク活用)      
aka -ku utukusi  -ku   連用形
aka -si utukusi    終止形
aka -ki utukusi  -ki   連体形
aka -kereba utukusi  -kereba   已然形


(この項書きかけ、続く)