国政選挙ってけっこう頻繁にやっていると思ったこと

2000年代になってからでも国政選挙は


2000年6月 総選挙
2001年7月 参議院選
2003年11月 総選挙
2004年7月 参議院選
2005年9月 総選挙
2007年7月 参議院選
2009年8月 総選挙
2010年7月 参議院選


が行われていて、平均して1年半程度の間隔で国政選挙をやっていることになる。
だから、長期的な課題よりも短期的な問題の方がアピール材料になりやすいように思う。
今後の政治の動き次第ではさらに今年中にもまた総選挙があるかも?


(2011年7月追記)
また解散総選挙ムードが漂いはじめてきた。


2011年中に総選挙が行われるとすると、
2013年 参議院選挙。(2011年中に総選挙がなくても、この年に今の衆議院は任期満了) 
2015年 の任期満了までには総選挙
2016年 参議院選

なので、国政選挙がやはり2年足らずで連続する。


現代は世の中の変化のスピードが速いので、時々刻々と変わる情勢に応じて有権者が意思を示せるよう選挙は多くて構わない、と考えることもできるが、有権者に信を問う、が単一課題について「○○は、イエスかノーか」のワンフレーズポリティクスの国民投票的選挙では議会制民主主義の否定につながる。

さらに、大手メディアが毎週のように頻繁な世論調査を行い、その内閣支持率政党支持率をもって政権に迫る。メディアは世論調査をもって疑似選挙としたい思惑があるようだが、首相たちは支持率1%になっても辞めないと言ったりするが結局押し切られることもある。そんな「私的選挙」の結果で政権が左右されるのもおかしいことである。

(追記)
参議院選挙の年は不動なのだから、与党も野党も政権を握りかつ基盤を盤石にするためには、2013年以前あまり離れていない時期の総選挙で勝ち、余勢で2013年の参院選挙にも勝てば、ねじれ国会も解消し、2016年までは3年間政権基盤が盤石なるから政策も実行しやすくなるわけである。
菅首相は2013年の衆参ダブル選挙をにおわせているが、安定的な政権運営を考えれば、2012年総選挙、2013年参院選、2016年衆参ダブル選のような日程が目論まれているのではなかろうか?