九段の建物など
以前の記事にも載せた、九段下ビル。15年ほど前のあの写真の頃よりさらに老朽化が進み、もはや入居者も僅かのようで、近く解体を待つばかりかもしれない。
九段下ビルは関東大震災後の復興建築として1927年(昭和2年)に竣工。
千代田区神田神保町3-4。
靖国神社と通りの反対側にある松岡九段ビル。以前内部に入ったとき、外側の平凡且つ安っぽさに比べて、中は何か古めかしい作りだと少し不思議な感じがしていた。ネットの情報で、外側はパネルを貼っているけれど、建物自体は昭和初期のものと分った。よく見ればアーチ窓などに当時の表現主義的デザインが確認できる。
松岡九段ビルの廊下(ここも今は改修されて新しくなっているようだ)
以前はお茶の水・神保町方面に来ると寄ることが多かったカレー屋エチオピア。今は食事制限中なので我慢してスルー。
(2011年11月追記)
2011年の秋に九段下ビルの解体工事が始められたようである。
(2011年11月追記)
取り壊されるまでの短期間だが、ギャラリーが一軒、九段下ビルの内部を公開している。(→ *)