若者の、何とか離れ、について

若者がいろんなものから離れていると言われます。
その業界の売り上げ不振の一因として、決まって若者の「離れ」が挙げられるわけです。
すなわち


・活字(本、雑誌、新聞、漫画含む)
・タバコ
・ギャンブル(パチンコ、麻雀、競馬など)
・レジャー
・スポーツ(スキー、ゴルフ、テニスなど)
・バイク
・洋画
・洋楽
・楽器
・風俗
・野球
・サッカー
・海外旅行
・テレビ
・アニメ
などから、若者が離れていっていると言われます。要するに、色々な娯楽から離れていっている、ということです。
これを、かんたんに言ってしまえば、まずは、不況で特に若い人が経済的に厳しく、嗜好品や多様な趣味娯楽にお金を割けなくなっている、そして、それに替わる手軽な娯楽・コミュニケーション手段として、ネット・携帯・ゲームなどがあるから、となります。

だいたいそれで説明は一応ついてしまいますが、もう少し穿った見方もあります。
例えば酒離れについては、あまりにも現実が厳しすぎて、酒を飲むことがストレス発散にさえならなくなってきている、と唱える意見もあります。
これは一理あるかもしれません。一時的に酔った所で現実は変わらない酔ってなどいられない、こういう醒めた感覚を持てば酒を飲む意味もなくなります。

もしこんな状況で自分を忘れたければ酒では足りず、もっとハードなドラッグに走ることになってしまうかもしれません。それよりかは、酒を飲まない人が増えるのはマシでしょう。

酒に限らず、どの娯楽もストレス発散の意味があるから、ストレス発散できないならお金をかけてそれをやる必要はありません。
せめて、お金もたいしてかからず、さほどのスキルも要らず、身近でできることに、若者の娯楽が収斂してしまったのでしょう。それがつまり、ネット・携帯・ゲームと。
といって、景気回復のため、若者よ、もっと遊んでくれ、お酒を飲んでくれ、というのなら、やはりモラル的におかしいでしょう。

そもそも、若い人を経済的不安定にさせているのは現在の経済社会情勢の結果ですから。
自分としては、派手に飲んだり遊んだりしない、無駄なことにお金を使わない、少欲知足の社会になってきているのなら、むしろ好ましい傾向だと思います。


若者の何とか離れとは結局