さおだけ屋は生きていた‥‥

「たけや〜、さおだけ〜」のさおだけ屋はすでに絶滅(少なくともこの地方では)したかと思っていたら、今日「たけや〜、さおだけ〜、2本で1000円、20年前のお値段です」という10年以上前からとまったく同じ文句をがなり立てた販売車が町内を通りかかった。
そこで行ってみて呼び止め、2本で1000円というのを見せてくれというと
「これだけど、外干しできないから」といかにも安っぽそうな細いビニールの針金のような竿を指す。屋外には晒せないほど弱い作りという意味なのか。それで高い品に誘導するという手口だろうか。
もう少し聞いてやろうかなと思っていると、買う気がないのを察したのか
「冷やかしだったら勘弁して…」と行ってしまった。
やはりこの商売のうさんくささが知れ渡っているので警戒しているのかもしれない。
ちなみにさおだけ屋は30代くらいのいかにもこういう商売をしてそうなオジさんだったよ。


(さおだけ屋および移動販売について→