宇宙の最後は永遠

現在は膨張しつつある宇宙が、遠い将来収縮に転じ、最後は急速な収縮で一点に縮み消滅する。これをビッグクランチという。(収縮しないばあいもありうるが)
宇宙 最後の3分間 (サイエンス・マスターズ)という本によれば
ビッグクランチで宇宙が潰れて無に帰するほんの瞬間前、その時の超高エネルギーを自由に制御できる超存在が、極小に近い空間のあらゆる領域にアクセスしそこで起こっている無限回の振動を利用して思考すれば、宇宙消滅までの瞬間が超存在にとって主観的には無限の時間として捉えられる。
とのこと。

このイマジネーションにうたれた。
SFのアイディアとして、その超存在が現出させる21世紀初頭の地球に似た世界、というのはありか? つまり今は実はその世界なのだ、という話。

宇宙 最後の3分間 (サイエンス・マスターズ)

宇宙 最後の3分間 (サイエンス・マスターズ)