神田神保町にあった看板建築

神田神保町古書店街の真ん中へん、靖国通りに面して、四軒長屋になっている看板建築がありました。
左から奥野書店(二軒分)、三鈴堂眼鏡店、すでに営業していなかったと思われるレコード店ですが、ここの少し東にも同じデザインの一軒があったので、この写真を撮った時点(1990年前半)では歯欠け状態になっていたものの、もとはこの長屋がずっと繋がっていたのかもしれません(追記:もとは十一軒長屋と呼ばれる連続した建物だったそうです)。奥野書店の左隣の佐藤という屋号の店も正面を改装してありますが骨組は同じ長屋の一部だったのかもしれません。
右端だけは違いますが屋根の円窓が印象的です。
2013年現在では、奥野書店の部分がビルに建て変わり右の二軒と大久保書店だけが残っています。
東京都千代田区神田神保町1-7-1。


同じデザインの大久保書店