謎の廃墟の確認に府中の米軍基地跡を見に行く

先日見つけた謎の廃墟の写真が何処なのか、府中の米軍基地跡ではないかという気もしたので、実際に確かめに行きました。内部に入れなくても、外側から見れば何となく分かるだろうと。
でも、フェンスの外からぐるっと一周見たところ、どうも違う感じでしたね。そもそも以前ここに来た記憶自体が思い出せなかった。
ということで、その件は判明せず、と。
廃墟の実物を見るのは十何年ぶりでちょっと感慨深かった。
荒廃した廃墟を日中に間近に見るにはあそこはいいところでしょう。フェンス越しにくたびれた廃屋がよく観察できる。東京辺りの人で気軽に廃墟を見に行きたいというのにおすすめ。でも住宅地の中だから騒いではいけません。


なお、大藪春彦著『戦士の挽歌』というハードボイルド小説に、セールスマンの主人公が立川のアメリカ村に家を持ち、ある時体力訓練のため府中のこの米軍基地跡に入り込み、放置されている鉄塔などによじ登ったりして身体を鍛えるという描写があったことを思い出しました。よく考えればわざわざ廃墟に入り込んでやらなくても良さそうなものですが‥‥。
(追記)
この基地跡には兵隊が登り降りする訓練用の鉄塔が残っているという設定なのでした。


戦士の挽歌 上 (光文社文庫) 戦士の挽歌 上 (光文社文庫)


写真も撮ったのですが、最近試ししているフィルムカメラでリバーサルで撮ったので現像できるのは来年になるそうです。ちゃんと写っていたら掲載します。


こんな感じでした。(白黒に変換)


その他はここに掲載しています→ 米軍府中基地跡の写真その1 米軍府中基地跡の廃墟の写真その2


この基地跡のことは、こちらのサイトで詳しく説明されています。