新富町の回効散ビルなど
以前にも少し触れたこの小振ながら装飾がにぎやかな建物は、喜久屋ビルといい、それ以前は、回効散ビルとも全国石油ビルとも呼ばれ、変遷を経てきたようだが、元は森田製薬回効散本舗本社ビルとして昭和3年(1928年)に建てられた建物だった。角地に建っていたのでかなり目立っていた。東京都中央区新富2-4。
(都市徘徊blog 徒然まちあるき日記 喜久屋ビル 参照)
(ぼくの近代建築コレクション 喜久屋ビル/新富2丁目 参照)
2007年に解体され現存していない。
この回効散ビルの建設工事を請け負ったのは地元の竹田組という建設業者であり、下の画像の二階建ての建物がその事務所であったらしい。家のようでもあるが二階建てビル(もしくは一種の看板建築)。中央区新富1-4。これも現存していない。
(ぼくの近代建築コレクション 竹田ビル/新富1丁目 参照 )