気に入ってた建物
1990年代の始め頃まで東京丸の内にあったこの建物が好きでした。
何だかつまらなそうなビルにも見えますが、一応、昭和7年(1932年)建築の由緒ある野村ビル(3号館)という建物です。
こういうインターナショナルスタイルでも、角張った箱のような形だったら、本当につまらなくなっていたところを、角を取って丸くしてあることによって、何かユーモラスな味わいが出ているように思います。
東京中央郵便局よりもこっちが残って欲しかった。
喜久屋ビル(回効散ビル)。築地の辺りに建っていました。昭和7年ごろ建築。
このビルは、装飾がごちゃごちゃして何だか楽しそうだけど、これがこのスケールだから良いので、もっと大きなビルでこんなふうに装飾がうるさかったら嫌味で気持ち悪かったと思います。近年取り壊されたそうで少し残念。