いま『日本文法の系譜学―国語学史と言語学史の接点』を読んでいる

いま『日本文法の系譜学―国語学史と言語学史の接点』を読んでいる。なかなか面白い。読み終わったら感想を書く予定。

日本文法の系譜学―国語学史と言語学史の接点 (開拓社言語・文化選書)

日本文法の系譜学―国語学史と言語学史の接点 (開拓社言語・文化選書)

内容(「BOOK」データベースより)
近代日本に存在した「反普遍文法」の系譜。その煽りを受け不当に無視された松下大三郎の文法論。国語の本性を追求した山田孝雄。その個別言語主義と18世紀普遍文法論との意外な類似性。主観を排した近代文法の嚆矢、大槻文彦の日本文典。その大槻文法に垣間見える矛盾した言語観と西洋言語学の関係!斬新な視点から国語学史と言語学史を縦横に論じ、読者を言語研究の世界へ誘う。