レンタルお姉さんだって

産経新聞によると


レンタルお姉さん号泣 同名ポルノ映画に配給差し止め仮処分申請

2009.7.2 13:20

 引きこもりの社会復帰を支援する「レンタルお姉さん」の名称が、ポルノ映画のタイトルにそっくりそのまま流用されたとして、“お姉さん”を派遣するNPO法人が映画配給差し止めの仮処分申請を決定。1日会見したお姉さんたちは「誇りにしていた名前を地に落とした」と号泣した。
 「レンタルお姉さん」は、引きこもりやニートを抱える親からの依頼を受け、20−30代が中心のお姉さんたちが手紙や電話、家庭訪問を通じて子供たちの心を開き、社会復帰を目指すというもの。NPO法人ニュースタート事務局」(千葉県市川市)が1998年から訪問活動を開始。2007年にはNHKドラマ「スロースタート」で水野美紀(35)がお姉さん役を演じ、今月には「レンタルお姉さん物語」(比古地朔弥著、扶桑社)で漫画化されるなど、注目されている。
 だが先月、都内の劇場で「レンタルお姉さん 欲望家政婦」(姫川りな主演)が上映されていると事務局に連絡があり、ポルノ映画のタイトルとして使われていることが発覚した。
 映画は06年11月公開。配給元の新日本映像サイトによると「そんじょそこらの家政婦さんとは一味も二味も違う」という「スーパー家政婦」が掃除、洗濯はもちろん、下半身の世話までこなすストーリーで、本物とはまったく関係ない内容。
 事務局側弁護士によると「レンタルお姉さん」の名称は06年5月に商標を出願し、07年11月に登録された。それ以前に複数のメディアで紹介されており、「名称は周知されている」という。そのため、来週中にも東京地裁に配給差し止めの仮処分を申し立てる。上映中の映画館やネット配信、DVD化は「確認できていない」としている。
(後略)


とのこと。
なんだかなあ、という気がする。
レンタルお姉さん」という名称自体はじめから少しイヤらしい感じがするじゃないか。映画の方のお姉さんは、映画の内容は知らないけど、下半身の世話までするなら、それはセックスボランティアと考えれば崇高なことじゃないか。表面的な電話相談・家庭訪問をするのと身体を張るのとどっちが偉いだろうか? 身体を張ればすなわち偉いといってるわけじゃないけど。ポルノに名前が使われて悲しいと泣くのはあまりにもお子様過ぎやしないか。純真なのは分かるとしても。法的措置なんて大げさすぎやしないかしら。
どうでもいい話題だけどちょっとだけ気になったので此処にメモしておく。