爪切りで切った爪が飛ぶ件

爪切りをすると切った爪が勢いよく飛んでいきます。なぜかと考えると、爪切りの運動量が爪に移るからでしょう。運動量は保存されるものであり、運動量は質量×速度なので、爪を切った後爪切りは静止しているのだから、爪切りを動かしていた時の運動量はそっくり切った爪に移ることになります。爪が切断される瞬間爪切りがパチンと速く閉じるので、その瞬間の運動量が大きくなります。爪切りは金属で重く爪は軽いので爪が勢いよく飛ぶことになります。爪が飛ぶのと反対方向に身体も運動量を得るはずですが身体は爪に比べはるかに重いので速度はごくわずかです。爪切りを重い金属ではなく軽くて丈夫な素材で作れば多少は爪が飛ぶ勢いが落ちると思います。