喫茶去

きっさこ3【喫茶去】
〘仏〙〔「お茶でも飲みに行け」の意〕もともとは禅宗で相手を𠮟咤(しつた)する語であったが,のち「お茶でも召し上がれ」の意と解され,日常即仏法の境地を示す語と誤解された。
スーパー大辞林


つまり、相手が考えが甘かったりした時、「茶を飲みに行け(そうして出直してこい)」と叱りつける意味だったのが、歓迎の意味と誤解されるようになったということです。
禅寺には茶堂という茶を飲む施設があったのです。そこで茶を飲んでもう一度よく考え直してみろということです。だから師僧などから「喫茶去」と言われたら慌てて退散しなければならなかったわけです。
中国語の「去」は「行く」という意味ですから日本で起こった誤解でしょう。
『禅語辞典』(思文閣出版)によると、「且坐喫茶(しばらく坐して茶を喫せよ)」と混同された誤解だそうです。