長崎市のせこさ

朝日新聞の記事によると

21日に始まる裁判員制度で、裁判員に支払われる日当について、長崎市は有給休暇をとって審理に参加する職員に受け取りを辞退するよう求める方針を固めた。市人事課は「職員が両方を受け取ることへの市民感情に配慮した」と説明している。

 裁判員を務めると、1万円以内の日当が支払われる。市は規則により、職員が欠勤して審理に参加する場合は、届け出によって特別休暇扱いとして給与を支払うことにしている。この制度を利用する職員に、日当を辞退するよう求める。

 同課によると、総務省は給与と日当の受給について問題がないとの見解を示しているが、井川孝稔人事課長は「日当も給与も税金だ。職員が両方をもらえば、税を二重に取っているように市民から見えてしまう」と話している。

とのこと。

何ともせこいですね。裁判員の日当は何のためだと思っているのでしょうか。この市は職員の給与は最低段階の基本給だけで一切手当や賞与も払わないとでもいうのでしょうか。
市民の人気取りのようですが、市民だって逆に呆れるんじゃないですか。