私事
今、レナード・M・ワプナー『バナッハ=タルスキの逆説 豆と太陽は同じ大きさ?』(青土社)を書んでいる。 これは、球体を有限個に分割して組み合わせると、元と同じ球体が二つできたり、さらにそうやっていくらでも大きいものを組み上げられるという一種の…
今、八木沢敬『神から可能世界へ 分析哲学入門・上級編』(講談社選書メチエ)を読んでいる。最近出た本である。神の存在証明といったことを軸に可能世界論(様相論理)を論じる内容のようだ。このシリーズは、初級編、中級編も読んだが、それらに比べるとぐ…
このブログを始めてから5年が経過した。 先にも書いたように今はすっかり食べ物記録となってしまっている。もう少し内容のあることも書きたい。
このブログも最近単なる食べ物記録になってしまって、本当はもっと内容のあることを書きたいのだけれども、ネタを考えるのがおっくうなのでこんな状態である。
先日、お花見をしました。場所は国立の大学通りです。 お花見のお供は、お酒は飲まないのでノンアルコールのキリンフリーと手毬寿司。 [ 桜はまだ完全には満開ではありませんでした。
朝見たら雨になっていたが昨日からの雪は4〜50cmぐらい積もっていた。先週の大雪より積もったと思う。 こんな大雪が積もっている中でも郵便配達の人が徒歩で届けに来てくれたのにはたいへん頭が下がる。 国立駅前の雪景色
建国記念の日を祝ってスモークサーモンでビール。 BGMはP.I.L.『メタルボックス』。
故障したMacBook Proを去年の12月の初めに修理に出して(→*)ロジックボード交換されて直って2ヶ月近く使っていたところ、先日また同じ症状が出たので修理に出し、今回もロジックボード交換で直ってきた。しかし二度あることは三度あるだから、また同じ故障…
レイモンド・スマリヤン『決定不能の論理パズル ゲーデルの定理と様相論理』のp.23-27あたりに載っているパズルについてのメモ。解説が若干分りづらかったので表にして考えてみた。 必ず正しいことを言う騎士と間違ったことしか言わない奇人の二種類の住民が…
いま伊藤計劃・円城塔『屍者の帝国』を読んでいる。まだ前半の方だが、『虐殺機関』『ハーモニー』に引き続き言語学ネタがチラチラ出てくるのも興味深い。 ひょっとしたらこういうオチなんじゃないかなという一つの推測を持ったのだが、それが当たっているか…
星野之宣の漫画『宗像教授伝奇考』を読んだ。 奇抜な学説を得意とする民俗学の教授、宗像伝奇(3巻の記述によると54歳)が行く先々で怪事件に巻き込まれるというのが基本パターンの作品集。 1巻の始めの方ではわりと堅実な展開だが、巨人が現実に現れたりす…
高橋克彦『ツリー』を読んだ。 ある短編小説新人賞に奇妙な作品が投稿されてくる。それは難解な数式が沢山出てくる不思議な小説で、完成度は低かったが独特の味わいがあって最終候補に残った。作者は元プロレスラーだという。連絡が取れなくなっているその作…
謹 賀 新 年 .
最近はコーヒーを一日十杯位飲む。もともとコーヒーよりも紅茶の方が好きなのだがなぜかコーヒーばかり飲んでいる。一日十杯飲んでも薄めに淹れているせいか眠くならなくなるといったことはない。
初音ミクV3でまた試作してみました。 詞を作るのが大変ですね。 (約35秒)・歌詞 知らない街 歩いてみる こんなにも心揺れている 真っ青な空の白い月を どこかで見てる一人の人
前回の記事にも載せましたが、初音ミクV3でまた試作してみました。 次の歌詞で曲の断片のようなものです。(約35秒) 昨日買った上着をどこに来て行こうか 誰からもきっと呼ばれない私 いつもちょっと楽しく だけどもっと寂しく それが普通で悲しくないけど
このたび初音ミクV3を導入しました。 初音ミクの他、DAWソフトのStudio Oneの機能限定版が付属しているセットですが、DAWはすでに手持ちの使い慣れたAbleton Liveがあるのでこちらを使うことにします。ホストアプリケーションからプラグインとして初音ミクを…
国立駅南口前の夜景。 年末になると木にイルミネーションが飾られます。
立川のパークアベニュー前のイルミネーションがきれいでした。
MacBook Proが不調になった。起動途中で止まってしまう。どうやっても回復しないから修理に出した。 (追記) 数日後に修理完了して受け取ったが、小一時間ほど使っているうちに今度は画面の表示が崩れて横線が入ったりするような状態になりまた起動しなくな…
寒い季節になったのでブログの色を暖色系に変えました。
久しぶりにCDを買いました。 ソニー・ロリンズの『Saxophone Colossus』です。50年代のジャズの傑作ですが、このCDはオリジナルアルバムそのままのCD化ではなく、2枚組になっていて1枚に『Saxophone Colossus』が収録、もう1枚には『Newk's Time』と『Tenor …
10年以上前のことだが、新宿のある大きなCDショップでCDを探して、見つからないので店員に聞いた。そうしたら、その店員は、それでしたらここにあると思いますが、ああ、今在庫が切れてるようですね、ですが○○(同じ新宿の別の大規模CD店)に置いてあるのは…
山田正紀『神狩り』を読んだら、《古代文字》というものが重要なモチーフになっていて、その《古代文字》で書かれたテキストには二つの論理記号しか存在していず、通常の人間の言語は五つの論理記号を必要とするので、《古代文字》は人間の言語ではなく神の…
伊藤計劃の『ハーモニー』を読んだ。 時代は21世紀後半、21世紀前半に起きたアメリカ合衆国での民族虐殺頻発により合衆国が崩壊し核兵器が拡散して世界各地で核戦争が起こったという<大災禍>により癌や疫病が蔓延した反省により、人類社会は人命と健康を何…
伊藤計劃『虐殺器官』を読んだ。 (以下の記述は少しネタバレを含みます。) あらすじは、 舞台は2020年代ごろ。核テロによってサラエボが消滅し、インド・パキスタン間でも核戦争が起きている。先進諸国はテロを防止するためとして生体認証を駆使した管理体…
いま、伊藤計劃の『虐殺器官』を読んでいる。 世界中で大量虐殺が頻発するようになった近未来を舞台にしたSFで、言語学を背景にしているところが興味深い。読み終わったら感想を書こうと思う。 伊藤計劃氏は、これともう二作を書いただけで、作家活動わずか2…
昨夜、立川の昭和記念公園で行われる花火大会に行ってみようかなと思っていたところ、雷が鳴りはじめ激しい雨が降り出したので行くのを止めたら、果たして花火大会も中止になっていた。花火大会は今日に順延される予定だったがそれも中止になったとのこと。
貫井徳郎の推理小説、『追憶のかけら』を読んだ。 あらすじは、 国文学専攻の冴えない大学講師の松嶋が、ある人物から、50数年前の戦後間も無い頃に自殺した新進作家の未発表手記を託され、この手記の謎を解いて欲しいと頼まれる。その手記は、新進作家が頼…
最近、勉強のようなことも疲れたので、気分を変えるために、推理小説を読んでいる。 今は、貫井徳郎『追憶のかけら』を読んでいる途中。なかなか興味深く引き込まれる話なので、読み終わったら感想を書こうと思う。